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ゼロの焦点 [2009映画]


ゼロの焦点(2枚組) [DVD]

ゼロの焦点(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD




松本清張の代表作のひとつ。
個人的には、砂の器の方が好きだけど…、あの北陸のどんより冬の雲の重さを表現するのは凄いよな。
と、原作も映像も思う訳で…
松本清張氏は執筆を金沢ではなく、和倉温泉の加賀屋でおこなったそうですが、映画にも加賀屋の提灯が出てきます。松本清張の愛した加賀屋は、日本の名旅館に必ず入りますが…今もなお、凄いですね。
一度、訪れましたが凄い風景、接待、食事…。
あそこは、もう一度行きたい。一週間くらいいたい。でも、財布が持たない(涙)

って、加賀屋の話はどうでもいいか。

ともかく、冬の金沢を舞台とし、見合い新婚7日目で失踪した夫を捜す妻が主人公、鵜原禎子(広末涼子さん)。いなくなった旦那、鵜原憲一が西島さん。
昭和31年にお見合いして、あっさり結婚。
東京のホテルのレストランで、バックのピアノ演奏がランゲの「花の歌」。
しかし、見合い結婚が当たり前の時代とは言え、相手の過去も良く知らず、結婚して幸せになろうとする禎子の心情を推し量れる女性が今時いるのか??と。

話を先にばらしてしまうと、この憲一くんは、ある会社の金沢支社にいて、東京に転勤が決まっていた。
しかし、金沢には女がいて一緒にくらしていた。田沼久子(木村多江さん)という女性。
ある漁師の村で、憲一君は曽根益三郎と戦死した仲間の名前を使い、東京と金沢、漁村を行き来していた。
久子は実は憲一が昔、警察に勤めていたときに助けた、パンパン(米軍相手の売春婦)の一人。
たまたま、金沢の駅で再会し、深い仲となる。
しかし、戦争で仲間を亡くし、自分をも見失っていた憲一は東京転勤に合わせ見合いをする。
禎子は、若く、戦争の苦しさを知らないお嬢さん。憲一よりも10歳年下。
無垢な禎子と新しく生きて行こうとしたとき、久子の事が…
そこで、久子を金沢の取引先である室田という大きな会社に紹介するのだが…
そこの社長(鹿賀丈史さん)の 後妻 佐知子(中谷美紀さん)も久子とともに憲一が助けたパンパンのもう一人の女性だったことで、事件の糸口が出来てしまう。

佐和子は大学も入ったエリート女性だったが、空襲で両親を失い、病弱な弟との生活の為に大学をやめパンパンになり…過去を捨て、金沢で社長夫人として、また、日本初の女性市長誕生の裏幕になるなど、華々しい生活をしていた。そこに過去をしる憲一が現れ、女を一人雇って欲しいという。
その条件として、佐和子は益三郎は自殺し…というシナリオを立て、冬の断崖絶壁に遺書を残し偽装自殺をさせる。しかし、過去を知る憲一を佐和子は冬の海に突き落とす。

そして、いなくなった憲一を探す為に禎子は金沢の地に立つ。
室田の会社にやって来た久子、凛とした佐和子、謎めいた室田社長、そして、佐和子の弟と、湿った雪を沢山含む、黒い灰色の雲の下で出会って行く事になる…

全体としては、ミステリーというよりも、松本清張独特の「時代の悲劇」みたいなものですかね。
ですので、ある程度の予備知識がないと難しいのかもしれません。
パンパンのスラングなんて…わからないでしょう。意味が。
まあ、東宝のこだわりなんでしょうけどね。
でも、こだわるなら、主演はこだわった方が良かったと思う。正直広末さんは、純粋といういみでは
使えていたけど、話のナビゲーターとしては甘過ぎる。単なる天然か?と思うような存在だった
もう、ちーーっと、重みのある、清廉さのある女優さんを起用して欲しかったなと。
あと、室田社長の(鹿賀丈史さん)は無駄使いと思える程、気迫のこもった愛だった。
妻の過去を知っても、愛していた事が伝わってくる。

この映画のキャッシフレーズは「愛する人のすべてを知っていますか?」
全てを知って、愛を貫いたのは室田社長だけでしたね。
禎子も憲一の過去を知り、事の真相をしり、最後には写真や手紙を燃やしてしまいますが、所詮その程度だったのねえという印象。
探偵ごっこご苦労様でした。

かな?

と、あらすじがネタバレっていう(^^;

で、恒例、西島ポイント!!
もう、濡れ場王は外せないです。
今回は、相手役二人です。広末さんに、木村さん。
木村さんは、大奥では西島さんが嫌う役でしたので、その辺は面白い。
でも、木村さんとの絡みは綺麗でした。少しでしたけどね。うん。
西島さんの濡れ場集の中で上位にランクされるのではないでしょうか?
広末さんのは…好みの問題か??

で、汽車にのり東京から金沢に向う際、新妻にてわたしたのは、キャラメル。
スイーツなひとでした。

基本的に憲一という人は、二股かけて、結婚したら女を捨てようとしたとんでもない人物ですが
多分、久子の事も大事には思っていたのだろうなと…
東京からのお土産を手渡すシーン等をみていると思います。しかし、当時から三越の包み紙は変わらないのね。
ただ、戦中、戦後の過去を断ち切って生きたかった。忘れたかった。
そのとき禎子の清純さ(過去がない女)に惹かれたのでしょう。その不器用な男、憲一。
西島さんには、合いますね。相変わらず、所在がないというか。難しい内面を持つ男。
こう、難しい内包をうまく隠しながら、見せる所が上手いな。

個人的には、結婚式の写真のタキシード姿が○じゃないかと思っております

「君は若いね」
と新婚旅行、風呂の中で禎子にかけたシーン。
これが、話のすべてだったのかもしれない。

憲一には若いということが、何も知らないと言う事が、とても宝だったのでしょう。

だからこそ、金沢での最後の夜。
室田の家で歌った歌が「only you」
(西島さんが歌っているのを聞いてみたい!!)
これは、禎子に捧げた歌だったのでしょうね。

謎めいた夫を、普通にこなしているのは、常に西島さんが謎めいているからだと思いました。



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蟹工船 [2009映画]



蟹工船 [DVD]

蟹工船 [DVD]




あの文芸作品をモチーフにした作品。
今だから「蟹工船」なんだろうと思うが…見た人は何を思うか。

ストーリー的には生きる為に北のはての海原の上で蟹をとって感につめる船にのる男達の物語。
その過酷な状況をのりるため、妄想したり、集団自殺しようとしたり、結構コメディー部分もある
が、そろいもそろって、出自が貧乏だから仕方がないという根底がある。

それをひっくり返して、世の中金持ちだろうが貧乏人だろうが社会の歯車。
自分の頭で考えて行動しろ!!ってことを主人公 新庄(松田龍平君)が悟って行き、実行に移し
権力者、浅川(西島さん)に撃たれたおれる。

そのあと、一人が気がつくのです。「新庄を代表者にしたことが間違いだった。」
そう、全員が代表でなくてはいけなかった。
この場合、リーダーとは思想的リーダーであり、先に立つニンゲンではなかったように思います。

結構難しいネタです。


さて、いつもの、西島コーナー
今回は白のトレンチコートを汚くはおり、ジェネラルルージュの速水先生をごっつうひどくした鬼〜みたいな人を演じております。共演に同じくジェネルで一緒だったtkoの木下さんがいたのは、笑えた。
西島さん演じる浅川は現場監督として労働者を見張り叱咤します。そこには優しさのかけらもない冷徹。
しかし、その狂気的行動は、彼らが真の事実に気がつく事を恐れていたからこその行為でしょう。
浅川は頭の回転のすばやい人物で(よくも悪くも)彼らが蜂起するとどうなるかをしっていた。
その可能性をつぶしにかかる事が大事だったんですね。
その辺の、ずるさを西島さんが冷徹にこなします。
そういえば、笑顔のない作品も珍しいですね。西島さん的には。



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サヨナライツカ [2009映画]



サヨナライツカ [DVD]

サヨナライツカ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD





R15なんです。
18でも良いと全国のお母さんは思うと思うけど。
辻仁成さん原作。奥様の中山美穂さん主演映画。沓子役です。
そして、彼女が愛する男性豊が西島さん。
タイ・バンコクを美しく画面の中にしみ込ませながら物語は展開していきます。
二部構成。
前半は結婚を控える豊と沓子のバンコクでの日々のはなし。
見所は、西島さん本人も言う程、「ひどい男」の豊君の結婚前の大まじめな大恋愛なのか浮気なのか…
ともかく、西島ファン(中山さんファンも同じでしょうけど)必見のラブシーンでほとんど終わります。
いやーーー、本当に体つきがお二人とも素敵すぎて。色気有り過ぎなんですよ。貪るって言葉がぴったり。
これで、前半終了。

だったら、アダルトビデオじゃねーかよ。ということになりますが、他にも見所あり。
まず、オリエンタルホテル…素敵ですね。
あそこで、ゆっくり昼寝したい。叶わぬ夢ですが。
次は、2人のデートシーン。
船に乗っている時の西島さんのサングラス姿はかわいいです。
あとですね、あの素敵な声で

กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยามหาดิลก ภพนพรัตน์ ราชธานีบุรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์ มหาสถาน อมรพิมาน อวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์
クルンテープマハーナコーン アモーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット

というシーンがあります。バンコクの正式名称。
通常よりも落とした声でお経を唱えるように静かにそして朗々と言い上げます。
映像と重なりってとても印象に残るシーンでした。

前半ラストは別れです。
カメラが回りすぎて気持ち悪くなったのは私だけか?
西島さんは元々静かな演技をする人ですけど、別れが近づくと無理矢理そっけなくしていかなくてはいけない
複雑な豊の心中を好演しています。別れたそうに、でも線を切るのをためらうかのように微妙な仕草を見せます。沓子が去った後の嗚咽は豊の本音であり、表に出せない物であり…それを巧く見せてくれました。


後半は、25年後。
出世した豊が、バンコクで沓子と再開。
既に、家庭も仕事も手に入れた豊が、過去の恋愛を今の物にするかどうか。
老けメークの西島さん。でも、中山さんはあまりかわらなかったな。ずるい。
西島さん、多分、55くらいでもあんなには老けないと思うけどな。

結局本当愛していたかどうかなんて、25年たってようやく自分で気がつく。
そんな愛もあり、そんあ男もいるのでしょうね。


で、結局話がよくわからないので、図書館で原作借りて、一気に読んでようやくわかった事多し。
辻さんの世界ってやっぱり幼い頭の私には理解不能。

でも、西島さんはあの手の優柔不断のダメ男やらせたら天下一品です。
ラブシーンは旨いしね。


私は原作読まないで見て正解だったかな。と思っています。
純粋に西島さんだけ見ていました。




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中立的正確な作品内容詳細はアマゾンなどでご覧下さい。あくまで、西島秀俊さんファン『うた』の偏向たっぷり、超個人的な感想、雑記、覚え書きです。もちろん、
ご本人、所属事務所等とは一切関係ありません。
ちなみに、巷ではロスジェネ世代と呼ばれている世代に属します。。


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